ーLTOアーカイブ&復元サービスー

低コスト&長期安定保存の大容量アーカイブ&復元作業をご提供します!

概要1:今後予想される4K8Kの大容量映像データを活用タイプ別に保管する

映像制作では、今後メジャーとなる4Kや8Kの大容量映像データファイルの管理を見直すタイミングになっていると思います。これまでの「3.5インチHDDへのミラーリングして保管」などの対応には限界が来るのが予想されます。また、実際にこうして保存した映像データの活用チャンスに対する保管リスクとコストは4Kや8Kデータに対しては疑問があると考えます。

一般的にデータを活用タイプに分けると「ホットデータ(HOT DATA)」「ウォームデータ(WRAM DATA)」、そして「コールドデータ(COLD DATA)」に分けることができます。それらのデータについて、今後の映像制作の現場で考える保管メディアは「SSD(HOT DATA)」「HDD(WRAM DATA)」、そして「LTO(COLD DATA)」がベストと考えます。

参考資料:富士フィルム(株)紹介サイト
参考資料:(株)ユニテックス紹介サイト

概要2:LTOテクノロジーの信頼性と将来性

LTOテクノロジーの媒体は「テープ」です。古臭いイメージだと思うかもしれませんが、90年代後半にIBMなどがオープン規格として大容量テープシステムを現実化したのが「LTO(リニア・テープ・オープン)」です。
LTO製品が市場に提供されて20年ほどですが、すでに政府・金融機関や医療・研究機関そして映像制作などで、テキストデータやイメージデータなどを長期安定保存・保管が必要とされている組織などで運用されています。

また、2022年現在LTOの規格は第9世代まで商品化が進んおりテープ1本あたり18TB。今後もより大容量の世代へと進む計画が発表されています。
そして、LTOはコンパクトなテープカートリッジであるため、オフライン管理および30年以上の長期安定保存が可能となります。

参考資料:(株)データストレージ紹介サイト
参考資料:富士フィルム(株)紹介サイト

概要3:LTOテープへの書き込みと読み出しはとても簡単

LTOは「LTFS」というファイル管理機能でアクセスできます。簡単に言うと「通常のWindowsやMacでSSDやHDDにフォルダ/ファイルアクセスするのと同じ」です。コマンドによるアクセスなどは必要なく、書き込みや読み出しができます。
映像制作の現場でLTOを使用する場合、LTOにアーカイブしたいファイル群をパソコン上で普通にディレクトリ作成してそのままのディレクトリの状態で、LTOに書き込み及び読み出しができます。

参考資料:富士フィルム(株)紹介サイト
参考資料:(株)データストレージ紹介サイト

概要4:LTOテープカートリッジ運用のポイントと注意点

【ポイント】
1:過去および将来の映像コンテンツのアーカイブについて、LTOで運用するかメリット/デメリットを総合的に検討/判断してみる。
2:LTOで取り扱うデータタイプは、あくまで当面アクセスしないが将来利用価値の可能性があるデータ「COLD DATA」について運用を検討する。
3:もし現在「COLD DATA」について「HDD2台のミラーリング保存」されているなら、その1台のHDDについてLTOへの移行を検討してみる。

参考資料:ジャパンデータストレージフォーラム(JDSF)紹介サイト

【注意点】
1:LTOの規格上、一度書き込んだデータを削除することはできません。パソコン上からデータを削除してもHDDなどのように空き容量は復活いたしません。なお、LTOテープカートリッジを「再フォーマット」すれば、全データは削除された上でテープの再利用は可能です。
2:LTOテープカートリッジのトラブル要因として可能性はすごく低いのですが「テープ切れ」および「テープの絡まり」が懸念されることを考慮する必要があります。こうしたリスク回避にはやはり複数のアーカイブ保存メディアでの対応となります。
3:LTOテープカートリッジの保管方法も適切に守って長期安定保管に務める必要はあります。

参考資料:(株)データストレージ紹介サイト

弊社運用実績:2015年からLTO-6ドライブによる映像ファイルのアーカイブ管理を実施

弊社では、2015年から現在まで映像制作現場にてすべての「COLD DATA」についてLTO6カートリッジ50本ほどにて長期安定保管を実施しております。これまでのLTOアーカイブおよび復元についてデータ損失は一切ありません。

こうした大容量アーカイブ運用については、もちろんLTOテクノロジーの高い信頼性もありますが、システム運用及びメンテナンス管理などの運用経験もとても重要です。

サービス内容1:現状アクセスしない「COLD DATA」について、長期安定保存を目的としたLTOアーカイブ代行サービス

普段の映像制作を経た後、当面アクセスの必要はないが将来的に利用価値が期待できる「COLD DATA」タイプのデータについて、お客様がディレクトリ保存整理したHDD(SSD含む)を配送していただき、弊社にてLTOカートリッジにアーカイブ書き込みを代行作業いたします。

【代行作業フロー】
1:お客様からの代行サービス依頼
2:代行内容の確認
3:お客様からLTOアーカイブのための「COLD DATA」を保存したHDD(SSD含む)を配送
4:到着したHDD(SSD含む)について、読み出し可能の確認およびウィルスチェック
5:LTO6テープカートリッジへのアーカイブ書き込みおよびベリファイチェック
6:アーカイブ書き込みエラーファイルについて、再書き込み実施(再エラーファイルの場合、報告)
7:作業終了の報告
8:お客様へLTO6カートリッジとお預かりしたHDD(SSD含む)を配送
9:代行サービス終了

【注意事項】
1:配送いただくHDD(SSD含む)については、MacMiniにて読み出し可能な外付けUSB接続対応(セキュリティ設定無し・exFATフォーマット)にてお願いします。
2:お預かりしたデータについては、秘密厳守を遵守のため基本ファイルアクセスおよびLTOテープカートリッジ以外にコピーはいたしません。また、データの漏洩保証はいたしません。
3:当面はLTO6テープカートリッジのみ代行サービス対応可能とさせていただきます。
4:LTO6テープカートリッジについては、弊社にて調達したテープ(IBM純正:IBM LTO Ultrium6 データカートリッジ 2.5TB/6.25TB「‎00V7590」)を使用します。
5:郵送および作業時のHDD(SSD含む)トラブルには保証はいたしません。
6:作業終了したLTOテープカートリッジについては、その後の保証(データ復元できないetc)まではいたしません。
7:配送に伴う費用については、お客様にてご負担をお願いします。

サービス内容2:LTOにアーカイブされたデータについて、再利用を求められたデータのHDDへの書き出し(復元)を目的としたLTO復元代行サービス

長期安定保存のためにLTOアーカイブしたデータに対して、急遽アクセスが必要になったデータに対して、LTOテープとHDD(SSD含む)を配送していただき、弊社にてHDD(SSD含む)にデータ復元を代行作業いたします。

【代行作業フロー】
1:お客様からの代行サービス依頼
2:代行内容の確認
3:お客様からLTO復元のための「COLD DATA」を保存したLTOテープカートリッジとデータ復元先の空のHDD(SSD含む)を配送
4:到着したHDD(SSD含む)について、再フォーマットおよび書き込み可能の確認
5:LTO6テープカートリッジの読み取り確認
6:対象のデータについて、LTOテープカートリッジからHDD(SSD含む)へ復元書き込みおよびベリファイチェック
7:復元書き込みエラーファイルについて、再書き込み実施(再エラーファイルの場合、報告)
8:作業終了の報告
9:お客様へお預かりしたLTO6カートリッジとHDD(SSD含む)を配送
10:代行サービス終了

【注意事項】
1:配送いただくHDD(SSD含む)については、MacMiniにて書き込み可能な外付けUSB接続対応(セキュリティ設定無し・exFATフォーマット)にてお願いします。
2:お預かりしたデータについては、秘密厳守を遵守のため基本ファイルアクセスおよびお預かりしたHDD(SSD含む)以外にコピーはいたしません。また、データの漏洩保証はいたしません。
3:当面はLTO6テープカートリッジのみ代行サービス対応可能とさせていただきます。
4:郵送および作業時のLTOテープカートリッジおよびHDD(SSD含む)トラブルには保証はいたしかねます。
5:作業終了したLTOテープカートリッジおよびHDD(SSD含む)については、その後の保証(データ復元できないetc)まではいたしません。
6:配送に伴う費用については、お客様にてご負担をお願いします。

サービス費用:一律価格でご提供します。

お客様へのご負担(配送や保証etc)を考慮し、かつ効率的にアーカイブや復元作業をすることにより、容量に関係なく以下の一律価格にてLTO代行サービスをご提供させていただきます。

LTOアーカイブ:¥25,000-/LTO 1本


LTO復元:¥20,000-/LTO 1本


【注意事項】
1:LTOアーカイブについては、LTO6テープカートリッジ本体の代金も含みます。
2:LTOアーカイブについては、理論上LTO6テープカートリッジの最大容量2.5TBまで書き込むことができますが書き込みエラーetcによる容量減少変化を考慮し書き込む容量を見積る必要がございます。
3:当面はLTO6テープカートリッジのみ代行サービス対応可能とさせていただきます。
4:アーカイブおよび復元時のトラブル(特に復元時テープが読み込めない)で殆どのデータの移行ができない場合は、費用の半額をご負担いただきます。
5:このWebページの「サービス内容1」および「サービス内容2」の注意事項も合わせてご理解ください。
6:大量テープ本数(5本以上)の代行サービス依頼については、別途お見積りいたします。
7:お支払いについては、サービス提供前の事前の銀行口座振り込みでお願いします。

問い合わせ

本LTO代行サービスについて、ご依頼およびお問い合わせは先ずはメールにてご連絡ください。

*電話にて連絡をご希望の場合は、電話番号もお知らせください。

四季折々のありのままの北海道を【4K/HDR】映像にてご提供します

販売については、直接商談による販売を行います。

個別の撮影依頼および編集加工にも対応します。

詳しくはお気軽にメールにてご連絡ください。